韓国旅行 予算プランナー
ざっくりした平均ではなく、あなたが実際にやることを選ぶだけで、項目別の見積もりが自動で組み上がります。 料金はすべて2026年の一般的な目安(下限〜上限)。航空券とお買い物の予算はあなた次第です。
項目別の見積もり
| 項目 | 下限 | 上限 |
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交通費を実額で確かめる(2026年8月時点)
このツールの交通費は幅で置いていますが、実際の運賃を知っておくと、自分の旅程を上限側と下限側のどちらで見ればよいか判断できます。
- ソウルの市内バス(青・緑):交通カードで ₩1,500。地下鉄の基本運賃もこれに近い水準です。どちらも基本運賃は10kmまでで、以降は距離に応じて加算されます。運賃は数年おきに改定されるので、金額そのものは券売機やバス車内の表示でご確認ください。
- 乗り継ぎは30分以内なら通算:地下鉄からバス、バスからバスへ乗り換えても、降りてから30分以内に次に乗れば運賃が通算されます。ただしこれは交通カードで乗ったときだけで、現金や1回券では効きません。さらに朝6時30分より前にカードで乗ると20%割引になります。日本のように事業者をまたぐたび初乗りが積み上がらないので、乗り換えを恐れずに動けます。
- 中型タクシー:基本料金 ₩4,800(1.6kmまで)、以降131mごとに₩100。深夜は割増があり、22〜23時と2〜4時は20%増(基本 ₩5,800)、23〜2時は40%増(基本 ₩6,700)です。市外へ出るときの割増と重なると最大60%まで上がります。
ツールの「タクシー1回 ₩6,000〜15,000」は市内の短〜中距離を想定した幅です。飲んだあとに何度も乗る予定なら、深夜割増を織り込んで上限側で見積もっておくと安心です。
KTX と高速バス、どちらで動くか
ソウル〜釜山は KTX でおよそ2時間15分〜3時間(多くの列車は約2時間30分)、一般室の片道はおよそ ₩60,000 が目安です。往復すればおよそ ₩120,000 ですから、このツールの「KTX 長距離往復 ₩100,000〜125,000/人」はちょうどその幅にあたります。運賃は改定されることがあるため、予約の際に KTXガイド と公式サイトでご確認ください。
日本の感覚に置き換えると、東京〜新大阪(約515km)が1万4千円台なのに対して、ソウル〜釜山(約400km)が ₩60,000 前後。新幹線よりかなり割安です。逆に言えば、地方まで足を伸ばすかどうかで総額が大きく動くのはここなので、行き先を先に決めておくと見積もりが安定します。
KORAIL パス(外国のパスポートを持つ人だけが買える乗り放題券)は、長距離を10日以内に3本以上乗るなら有利になってきますが、ソウル〜釜山を往復するだけなら普通にきっぷを買うほうが安く済みます。SRT と地下鉄はパスの対象外で、SRT はソウル駅ではなく水西(スソ)駅発です。江南(カンナム)に泊まるなら便利ですが、パス前提で予定を組むなら乗り場を間違えないようにしてください。
時間に余裕があるなら高速バスという手もあります。同じ区間でも座席の等級(一般・優等・プレミアム)で運賃がかなり変わり、いちばん安い一般席なら KTX よりはっきり安く上がります。ただし所要時間は KTX より大きく延びるので、浮いたお金と失う半日を天秤にかけてください。
表示価格は税込み・チップなし。ただしホテルは例外
韓国の飲食店やお店の値札は付加価値税(10%)込みで、チップの習慣もありません。ここは日本と同じ感覚で大丈夫です。
ただし特級(5つ星)クラスのホテルには、奉仕料10%を足したうえに付加価値税10%をかける「+10+10」の表示が残っている場合があります。二段重ねなので、そのときは表示価格に対して合計およそ21%の上乗せになります。日本では2021年4月から総額表示が義務づけられているぶん、この差はいちばん見落としやすいところです。予約サイトでは金額の大小を途中の表示で比べず、最終確認画面の「税・サービス料込みの合計」で並べてください。中級ホテルやモーテル、ゲストハウスは税込み表示が一般的です。
この見積もりに入っていない費用
- 航空券と海外旅行保険。日本と韓国の出国時にかかる税・納付金や空港使用料は、ふつう航空券の代金に含めて請求されるので、別枠で足す必要はありません。
- 通信費 — eSIM・プリペイドSIM・ローミングのいずれか。日数と容量で大きく変わるので、出発前に決めて別枠で足してください。
- K-ETA(電子渡航許可)は日本国籍なら不要 — 日本を含む22の国・地域は2026年12月31日まで一時免除です(2026年8月現在)。免除が終わって申請が必要になった場合の手数料は ₩10,000 で、これにオンライン決済手数料3%が加わり、不許可でも返金されません。
- 電子入国カード(e-Arrival Card)は無料、ただし義務です — 2026年1月1日から、K-ETA を持たない外国人は到着前にオンラインで提出することになりました。提出できるのは到着の72時間前からで、それより早く出したり、出してから72時間以内に入国しなかったりすると無効になり、出し直しになります。公式サイトは e-arrivalcard.go.kr だけで、料金を取るサイトは公式ではありません。詳しくは 入国手続きガイド にまとめてあります。
- コインロッカー・荷物預かり、両替やカード決済の手数料。ひとつずつは小さくても、旅行全体では数万ウォン単位になります。
円で考えるときのコツ
為替は毎日動くので、ここに具体的なレートは書きません。代わりに、出発前に「₩1,000 が何円か」という数字をひとつ決めて、それだけ覚えてしまうのがおすすめです。あとは桁を動かすだけで暗算できます。たとえば ₩1,000=110円と決めれば、₩10,000 は 1,100円、₩100,000 は 11,000円。上の合計欄を見た瞬間に感覚がつかめます。 その日のレートは 為替レートツール で確認できます。
お店のカード端末で「日本円で決済しますか?」と聞かれることがあります(DCC = 現地通貨建てではなく自国通貨で決済するサービス)。その場で円に換算してくれる親切な仕組みに見えますが、換算レートは店側の契約先が決めるため、ウォン建てを選んだほうが一般的に有利です。
買い物予算と税金の還付
「お買い物予算」は旅行全体・グループ全体の一括入力です。ここに入れる金額を決めるときは、付加価値税の還付(택스리펀)を頭に入れておくと実質の負担が変わります。
対象になるのは「Tax Free」の表示がある加盟店での買い物で、目安は1レシートあたり ₩15,000 以上です。オリーブヤング・デパート・大型マートなどの大手では、レジでパスポートを見せるだけでその場で税分を引いてくれる即時還付が使えます。ただし即時還付には1回あたり・旅行あたりの上限があり、それを超えた分は空港の還付カウンターに回ります。上限額や細かい条件は変わることがあるので、金額が大きくなりそうなら購入前に店で確認してください。
還付を受ける条件は、買った物を未使用のまま韓国から持ち出すことです。密封袋に入れて渡された商品は開けないでください。買い物のときも空港でも同じパスポートが要り、友人のパスポートでは受け取れません。手順は 免税還付ツール と ショッピングと免税のガイド にまとめてあります。
執筆・管理:OPDADA(韓国在住)· 最終確認 2026年8月 · 誤りにお気づきの方はお知らせください。本ページは一般的な情報であり、医療・法律・税務・投資に関する助言ではありません。制度・料金・日程は変わるため、実際の判断の前に公式情報をご確認ください。