韓国まるごと検索

韓国観光公社(한국관광공사)の公式観光データベースを、地域別に検索できます。 観光地・いま開催中のお祭り・地元のグルメなどを、写真付きでまとめてチェックできます。

ℹ️ 出典:韓国観光公社(한국관광공사)の公式観光データベース(TourAPI/公共データポータル経由)。 各カードをタップすると、Googleマップで検索できます。お祭りの日程は変更されることがあります。 旅行前に公式の開催情報を必ずご確認ください。 まずは旅行の基本から知りたい方は 韓国旅行 最初の1週間ガイド をどうぞ。

SNSより先に公式データを見る理由

韓国旅行の情報はブログやSNSに大量にありますが、投稿された時点で情報が止まっているのが弱点です。すでに閉業した店、移転した施設、去年で終わったイベントが、そのまま検索上位に残り続けます。ここで引けるのは、各地の自治体から集まった観光情報の元データそのもの。旅行記事の土台になっている一次情報を、加工される前の状態で直接のぞける、と考えると使いどころが見えてきます。

収録データは韓国語だけでなく、日本語・英語・中国語でも用意されていて、このページも日本語版のデータを呼び出しています。ただし翻訳の進み具合は施設ごとにばらばらで、日本語の説明が一行しかない場所や、施設名だけ日本語で中身は韓国語のまま、という場所も残っています。

もうひとつ知っておきたいのは、これが登録簿であって順位表ではないということです。並び順は人気や評価とは関係がなく、世界遺産の宮殿も、村の小さな資料館も、まったく同じ扱いで載ります。逆に、載っていないから価値がないわけでもありません。地元の人でいっぱいの食堂やカフェは、そもそも観光窓口に登録していないことが多いからです。

迷ったときの探し方

  • まず地域、次にカテゴリーの順に絞ると外れが少なくなります。行き先が決まっていないなら「お祭り」から選び、開催地に合わせて旅程を組むという逆算の使い方もできます。
  • キーワード検索は、施設の正式名称よりも短くて一般的な言葉のほうが当たります。ゼロ件になったら、地域とカテゴリーの一覧に戻るのが早道です。
  • 同じ場所が「観光地」と「文化・博物館」の両方に登録されていることがあります。見つからないときは隣のカテゴリーも開いてみてください。
  • 漢字ではなく発音で探すのがコツです。慶州は「キョンジュ」、全州は「チョンジュ」、江陵は「カンヌン」。韓国では日常生活で漢字をほとんど使わないため、地図アプリの検索窓に漢字を入れてもまず引っかかりません。地下鉄の駅名標などに漢字が併記されていることはありますが、検索や会話では通じないと思っておくほうが安全です。行き先はカタカナの音でひとつ覚えておくと現地で助かります。
  • 地域の区切りは「旅行のエリア感覚」とは一致しません。水原(スウォン)やDMZ周辺はソウルではなく京畿道、慶州は慶尚北道、全州は全羅北道に入っています。ソウルの近くのつもりで探して見つからないときは、京畿道に切り替えてみてください。

現地で使うときのひと工夫

目星をつけたあと、実際の移動はNaver MapやKakaoMapに韓国語の施設名を貼り付けるほうが、経路もバス番号も正確に出ます。韓国ではGoogleマップの車や徒歩の経路検索が使えないことがあるためです。

また、営業時間・入場料・休館日は変わりやすい項目です。データに載っている内容がそのまま今日の運用とは限らないので、行くと決めた場所だけは出発前に施設の公式ページで確かめておくと空振りを防げます。

休みの曜日は、日本の感覚とずれていることがあります。宮殿でいうと景福宮と宗廟は火曜、昌徳宮と昌慶宮は月曜が定期休みです(国家遺産庁の案内・2026年8月時点)。同じソウルの宮殿でも休みが割れているので、「月曜だから宮殿はぜんぶ閉まっている」とは限りません。定期休日が祝日(振替休日を含む)と重なった日は休まずに開け、そのあと最初にやってくる祝日以外の日が代わりの休みになります。連休のあとは曜日がひとつずれるので、その週だけは確認しておくと安心です。

曜日ではなく祝日で休む施設もあります。国立中央博物館は、元日と旧正月(ソルラル)当日・秋夕(チュソク)当日を休館日にしています(公式の観覧案内・2026年8月時点)。この二つの祝日は旧暦なので毎年日付が動き、当日は休む店や施設がぐっと増えます。旅行日程がそこに重なりそうなら、行き先の休みを早めに調べておくのが得策です。

言葉で詰まったときは、韓国観光公社が運営する観光案内電話1330が日本語に対応しています。韓国国内からは市外局番なしで1330、日本からは+82-2-1330。日本語を含む主要言語は24時間・年中無休で、相談自体は無料です(通話料は別)。宿や飲食店との電話の通訳もしてくれるので、予約の確認や場所の問い合わせで行き詰まったときに使えます。

地域を選ぶときの目安

  • ソウル起点の日帰りなら京畿道や仁川。地下鉄と広域バスでそのまま行ける範囲です。
  • 釜山と慶州はKTXで結ばれていて、海と歴史をひとつの旅程にまとめやすい組み合わせです。
  • 済州島は飛行機かフェリーでの移動になり、島内はレンタカーかバスが基本。ほかの地域とは別の旅行として計画したほうが無理がありません。
  • 江原道は東海岸の海と山。冬のウィンタースポーツやドラマのロケ地巡りでよく名前が挙がります。

季節から逆算するという決め方もあります。桜は南から北へ、紅葉は北から南へ動くためです。桜は済州島や南部から咲きはじめてソウルに届くのが4月のはじめごろ、紅葉は10月に北部の山あいから色づいて、南部に下りてくるのが11月ごろ。その年の気温で前後しますが、旅行の月が先に決まっているなら、その月に見ごろを迎える地域を選んでからカテゴリーを開くほうが、写真で見た景色との落差が小さくなります。

移動時間の見当もつけておくと選びやすくなります。ソウルから釜山までKTXでおよそ2時間半、全州や江陵なら2時間前後で、新幹線と同じ感覚で日帰りも組めます。鉄道が通っていない町へは市外バス(시외버스)が細かく走っていて、行き先の数では鉄道より多いくらいです。交通系ICカードのT-money(ティーマネー)はコンビニで買えて、地下鉄・市内バス・タクシーに共通で使えます。

日本の「祭り」と韓国の「축제」は少し違う

カテゴリーの「お祭り」で出てくるものは、日本の祭りとは性格が少し違います。神社仏閣の年中行事というより、自治体が主催する数日間の地域イベント——特産品・自然・歴史をテーマにした催し——が中心です。会場に屋台が並び、ステージがあり、体験プログラムがある、という形が多くなります。

そのなかに、文化体育観光部が選ぶ「文化観光祝祭(문화관광축제)」という枠があります。2020年に等級制が廃止されて以降は2年単位で指定され、指定された祭りは国の支援と、韓国観光公社を通じた広報を受けます。名前を聞いたことがない祭りでも、この指定が付いているものは規模と運営が一定水準にある、という目安になります。

日程が動きやすいのも特徴です。旧正月や秋夕のように旧暦に紐づく行事、桜・紅葉・収穫のようにその年の天候に左右される行事が多いためで、去年の日付をそのまま当てにはできません。祭りを旅行の軸に据えるなら、主催者の公式ページで日付を確かめてから宿を取る順番が安全です。

よくある質問

日本語で検索できますか?
地域やカテゴリーのボタンは日本語で選べますが、収録データは施設ごとに多言語で用意されているため、日本語の説明が短かったり、一部の項目が韓国語のまま残っていたりすることがあります。キーワードでうまく出ないときは、地域ボタンから一覧を眺めるほうが確実です。

いま開催中のお祭りだけを見ることはできますか?
カテゴリーで「お祭り」を選ぶと、開催中と開催予定のものが全国から集まります。旅行の日程が決まっているなら、その期間に重なるイベントを先に押さえ、周辺の観光地を後から足していくと旅程を組み立てやすくなります。

掲載されている場所は入場無料ですか?
無料の公園や広場もあれば、入場料が必要な施設もあり、掲載されていること自体は料金とは関係ありません。金額は改定されることがあるため、当日の料金は現地の案内表示か施設の公式情報で確かめてください。

ソウル以外で、初めての韓国旅行におすすめの地域は?
移動のしやすさなら釜山で、KTXでソウルからつなげられ、海と市場がコンパクトにまとまっています。歴史に興味があれば慶州、食や自然を重視するなら全州や江陵も選びやすい候補です。

掲載されている情報はどのくらいの頻度で更新されますか?
登録元は各地の自治体や観光窓口で、更新のタイミングは施設ごとにばらばらです。写真が数年前のまま、という項目も珍しくありません。行くと決めた場所については、施設の公式ページを見るか、韓国語の名前で検索して直近の情報を確かめるのが確実です。

このツールから予約や購入はできますか?
できません。探して見つけるところまでの道具で、予約機能はありません。入場券や宿は、施設の公式ページや予約サイトで別に手配してください。

日本語が通じるか不安です。
ソウルの主要な観光地や明洞(ミョンドン)周辺では、日本語の案内表示や日本語を話せるスタッフに出会うことがありますが、地方に行くほどその機会は減ります。困ったときは観光案内電話1330が日本語に対応しているので、番号を控えておくと安心です。

執筆・管理:OPDADA(韓国在住)· 最終確認 2026年8月 · 誤りにお気づきの方はお知らせください