旅行で使う韓国語フレーズ集
韓国は大都市なら日本語や英語の表示も多く、翻訳アプリもあるので、韓国語がまったく話せなくても旅行はできます。それでも、あいさつや注文のひと言を覚えておくと、会話がぐっとスムーズになり、店員さんの表情もやわらぎます。うれしいことに、韓国語は日本語と語順がほぼ同じで、発音も日本人にはまねしやすい言語です。この記事のカタカナ読みは「通じればOK」の目安なので、完璧を目指さず気楽に使ってみてください。
まず覚えたい必須の6フレーズ
- こんにちは — 안녕하세요(アンニョンハセヨ)。朝・昼・晩いつでも使える万能のあいさつです。
- ありがとうございます — 감사합니다(カムサハムニダ)。
- すみません/ごめんなさい — 죄송합니다(チェソンハムニダ)。
- はい/いいえ — 네(ネ)/아니요(アニヨ)。
- すみません(店員さんを呼ぶとき) — 저기요(チョギヨ)。日本の「すみませ〜ん」と同じ役割です。
- さようなら(相手が去るとき) — 안녕히 가세요(アンニョンヒ カセヨ)。
食堂・レストランで使うフレーズ
- これください(指をさしながら)— 이거 주세요(イゴ チュセヨ)。
- 辛くしないでください — 안 맵게 해주세요(アン メプケ ヘジュセヨ)。辛さが不安なときの必須ワードです。
- お会計お願いします — 계산해 주세요(ケサンヘ ジュセヨ)。多くの店はテーブルではなくレジで払います。
- おいしいです — 맛있어요(マシッソヨ)。
- お水ください — 물 주세요(ムル ジュセヨ)。韓国では水はセルフ・無料のことが多いです。
買い物・移動で使うフレーズ
- いくらですか? — 얼마예요?(オルマエヨ?)
- トイレはどこですか? — 화장실 어디예요?(ファジャンシル オディエヨ?)
- カードで(お願いします) — 카드요(カドゥヨ)。韓国は少額でもカード払いが普通に使えます。
- 見ているだけです — 그냥 볼게요(クニャン ボルケヨ)。声をかけられたときの、やんわり断るひと言です。
- ○○はこっちですか? — ○○ 이쪽이에요?(イチョギエヨ?)「はい/いいえ」で答えてもらえる、賢い聞き方です。
困ったときのフレーズ
- 英語できますか? — 영어 하세요?(ヨンオ ハセヨ?)
- よくわかりません — 잘 모르겠어요(チャル モルゲッソヨ)。
- 助けてください — 도와주세요(トワジュセヨ)。
- ここが痛いです(指をさして)— 여기 아파요(ヨギ アパヨ)。
値段は「マン(만)」さえ分かればOK
韓国語の数字は、日本語の「万」とまったく同じ感覚で使えます。値段でいちばん大事なのが 만(マン)= 10,000。「삼만원(サンマヌォン)」なら3万ウォンです。日本円の感覚は、ざっくり0を一つ取るだけ(1万ウォン ≒ 約1,000円が目安)。この「万」さえ押さえておけば、たいていの値段は聞き取れます。細かい端数はレジや電卓の画面に数字が出るので、耳で全部を追う必要はありません。
店員さんからよく聞かれるフレーズ
じつは、話すことより「返ってきた言葉に固まってしまう瞬間」のほうが多いもの。でも大丈夫、店員さんが聞くことはどこでもだいたい決まっていて、指の本数や単語ひとつで答えられます。
- 몇 분이세요?(ミョッ プニセヨ?) —「何名様ですか?」。入口でまず聞かれます。指を立てて人数を示せばOK。
- 드시고 가세요?(トゥシゴ カセヨ?) —「店内で召し上がりますか?」。持ち帰りは 포장(ポジャン) のひと言で通じます。
- 봉투 필요하세요?(ポントゥ ピリョハセヨ?) —「袋は要りますか?」。韓国ではレジ袋は有料で自動ではつきません。네(ネ)か 아니요(アニヨ)で答えます。
- 어디 가세요?(オディ カセヨ?) — タクシーで「どちらまで?」。行き先をハングル表示にしたスマホ画面を見せるのが最強の答えです。
- 영수증 드릴까요?(ヨンスジュン トゥリルカヨ?) —「レシートお付けしますか?」。首を横に振るだけでも立派な返事になります。
覚えておくと便利な韓国語の看板
ハングルは表音文字で、その気になれば週末で読めるようになるとよく言われます。勉強しなくても、形で覚えておくだけで毎日役立つ看板がいくつかあります。
- 화장실(ファジャンシル) — トイレ。ドアには 남(ナム・男)と 여(ヨ・女)。
- 출구(チュルグ) — 出口/입구(イプグ) — 入口。地下鉄の出口は「출구+番号」で案内され、待ち合わせもこの番号で伝えます。
- 영업중(ヨンオプチュン) — 営業中/준비중(チュンビジュン) —「準備中」=今は閉まっている、あとで来てね、の意味です。
- 금연(クミョン) — 禁煙。
- 무료(ムリョ) — 無料/유료(ユリョ) — 有料。コインロッカーや一部施設の入場・駐車で見かけます。どれも漢字語なので、日本人にはとても覚えやすいはずです。
気にしなくていい間違いと、気をつけたい2つ
敬語や完璧な文法に神経質になる必要はありません。このガイドの丁寧な 요(ヨ) の形だけで、旅行中に出会うほぼすべての場面をカバーできます。発音がたどたどしくても、たいていは笑顔で、むしろ「よく頑張ったね」と受け止めてもらえます。ただ、次の2つだけは知っておくと得をします。
- 黙って待たない — 韓国の食堂では、自分から店員さんを呼ぶのが普通です。「저기요(チョギヨ)」と声をかけるか、テーブルの呼び出しボタン(호출벨・ホチュルベル)を押しましょう。静かに待つのは日本では礼儀ですが、ここでは何も始まりません。ボタンを押すのが、この国では礼儀にかなった正解です。
- 「さようなら」の使い分け — 相手が去るときは 안녕히 가세요(アンニョンヒ カセヨ)。自分が店を出るときは 안녕히 계세요(アンニョンヒ ケセヨ・「お元気で」)。間違えても失礼にはなりませんが、正しく使い分けられると、店員さんがにっこりしてくれます。
よくある質問
Q. 韓国語がまったく話せなくても旅行できますか?
できます。大都市なら日本語や英語の表示も多く、翻訳アプリのPapago(パパゴ)を使えばメニューや看板にカメラを向けるだけで日本語に翻訳できます。それでも「アンニョンハセヨ(こんにちは)」「カムサハムニダ(ありがとうございます)」などのあいさつを覚えておくと、やり取りがぐっとスムーズになり、店員さんの表情もやわらぎます。
Q. 食堂で店員さんを呼ぶには何と言えばいいですか?
「チョギヨ(저기요)」と声をかけるのが基本で、日本の「すみませ〜ん」と同じ役割です。テーブルに呼び出しボタン(ホチュルベル)がある店では、それを押しましょう。韓国の食堂では黙って待っていても注文は始まらないので、自分から呼ぶのがむしろ礼儀にかなった正解です。
Q. 辛い料理が苦手なとき、どう伝えればいいですか?
「アン メプケ ヘジュセヨ(안 맵게 해주세요・辛くしないでください)」と伝えます。メニューを指さしながら「イゴ チュセヨ(이거 주세요・これください)」と組み合わせれば、注文の場面はほぼ乗り切れます。
Q. 値段の聞き取りが不安です。コツはありますか?
いちばん大事なのは「マン(만)=10,000」という単位です。「サンマヌォン」なら3万ウォン、という具合で、日本語の「万」と同じ感覚で使えます。円の感覚はざっくり0を一つ取る(1万ウォン≒約1,000円)が目安です。細かい端数はレジや電卓の画面に数字が表示されるので、耳で全部聞き取る必要はありません。