秋夕(チュソク)2026に韓国を旅行するなら

2026年9月24日〜26日 — 何が閉まり、何が開いているか、出発前の確認方法

秋夕(チュソク)は韓国の秋の収穫祭で、旧正月(ソルラル)と並ぶ一年で最大の家族行事です。日本のお盆に近い位置づけですが、お盆と違って法定の祝日で、会社も銀行も役所も正式に休みます。2026年は9月24日(木)から26日(土)で、秋夕当日は25日(金)です(韓国観光公社、2026-08-23確認)。韓国の祝日制度では、ソルラルと秋夕の連休が日曜日または他の祝日と重なった場合にだけ振替休日が付き、土曜日と重なっても付きません(人事革新処、2026-08-23確認)。2026年の3日間はどれにも該当しないため、振替休日は見込まれません。3連休がそのまま週末につながる形です。

旅行者にとっては、不便もあれば得もあります。観光インフラの大半は動き、いくつかの施設が1日だけ閉まり、列車と道路は予測どおりに混みます。このガイドでは、例年何が閉まり、何が開き、気になる場所をどう確認するかをまとめました。2024年・2025年の例を挙げている箇所は「慣例」であって「規則」ではありません。2026年の正式な告知は9月に入ってから出ます。

日程の早見表

日付区分旅行者への影響
9/23(水)平日午後〜夜にかけて帰省ラッシュが始まる
9/24(木)祝日銀行・役所・郵便局は休み。観光地の多くは営業
9/25(金)秋夕当日国立博物館・デパート・一部のマートや個人経営の食堂が閉まる「要注意日」
9/26(土)祝日Uターンラッシュ。店や食堂はほぼ再開
9/27(日)通常の日曜Uターン続く。銀行は月曜から

日本の連休との関係:2026年のシルバーウィークは9月19日(土)〜23日(水)です。21日が敬老の日、23日が秋分の日で、その間に挟まれた22日が国民の休日になります(内閣府・nippon.com、2026-08-23確認)。つまり日本の連休が終わった翌日に韓国の連休が始まるため、ソウル・釜山・済州の航空券とホテルは9月19日から27日まで続けて混む可能性があります。シルバーウィークに有休を足して秋夕まで滞在する場合は、この「両国の連休が連続する」点を頭に入れておいてください。

秋夕当日に閉まるもの — と確認方法

目安として閉まるかどうかが問題になるのは秋夕当日(9月25日)だけです。前後の日も法定祝日なので役所と銀行は閉まりますが、観光施設や商業施設はおおむね週末と同じ扱いです。

開いているもの — むしろお得になることも

列車 — KTXの争奪戦

秋夕は一年でもっともKTXの座席が取りにくい時期です。日本の新幹線は繁忙期でも自由席や当日購入ができますが、KTXは全席指定で、しかも連休分の座席はKORAILが連休の約4〜5週間前に特別前売りで売り出します。2025年は10月6日の秋夕に対して9月1〜4日に実施されました。9月1〜2日の09:00〜15:00が高齢者・障がい者・国家有功者向け(この枠だけ電話予約も可)、9月3〜4日の07:00〜13:00が一般向けで、路線を2日に分けて販売。一般向けはオンラインのみ、会員限定でした。未決済の予約は期日で取り消され、キャンセル待ちに回されました(KORAILプレスリリース、2026-08-23確認)。

  1. 8月下旬に korail.com の告知を見る。2026年も9月24日の約1か月前に、同様の会員限定オンライン販売があると見込まれます。要確認:日程と時間は毎年決められます。
  2. 事前にKORAIL会員登録をしておく。2025年は会員登録が必須でした。
  3. 座席は戻ってきます。未決済の予約はプールに戻り、直前にはキャンセルも増えます。9月22〜23日にアプリを確認し、帰りの日についても再確認を。
  4. 流れに逆らって移動する。24日にソウル方面へ、26日に地方へ、が取りやすい方向です。
  5. 代替手段とパス:SRT、高速バス、国内線もありますが、2026年の連休時のルールは未確認です。KORAILパスの連休中の座席予約ルールも未確認なので、各事業者で確認してください。パスの基本は /guide/ktx を参照。

道路 — 秋夕当日が最悪

連休中にソウル〜釜山をレンタカーで移動する計画は立てないでください。2025年について国土交通部は延べ3,218万人の移動を予測し、うち84.5%が自家用車。ピーク日のソウル→釜山は約8時間10分、Uターンのピーク日は約9時間50分とされ、高速道路がもっとも混んだのは秋夕当日でした(国土交通部の予測、ニューシス経由、2026-08-23確認)。日本のお盆渋滞と同じ感覚で、むしろ全国が一斉に動く分だけ重いと考えてください。

また政府は2025年の秋夕前後の4日間(10月4〜7日)、9月23日の閣議決定で高速道路の通行料を無料にしました(korea.kr、2026-08-23確認)。要確認:2026年分は9月に決まります。「あれば得」程度に考え、計画に組み込まないでください。どうしても運転するなら早朝に出発し、ナビアプリの渋滞情報をこまめに見てください。

宿・お金・デリバリー

秋夕当日、実際に何をするか

  1. 午前:景福宮。無料開放の慣例が続けばチケットなしで入れます。守門将交代式は2024年は10:00と14:00でした。
  2. 昼:北村と仁寺洞。韓屋の路地は開いています。一部の店は閉まりますが、茶房やギャラリーはおおむね営業しています。
  3. 午後:民俗プログラム。南山コル韓屋村は2025年は09:00〜21:00で開いており、市場での民俗遊びもソウル市が案内していました。2026年の会場はソウル市のガイドで確認してください。
  4. 夜:漢江。公園、コンビニ、レンタサイクルは開いています。そもそも秋夕は満月を眺める日です。

秋の全体像は /guide/festivals/guide/seasons-flowers/guide/packing を参照。

気になる場所を5分で確認する方法

  1. 施設名に「추석 휴무」(秋夕休業)または「휴점일」(休店日)を付けて検索する。公式の告知は1〜2週間前に出ます。
  2. NAVERマップまたはカカオマップの店舗ページを開く。連休の営業時間はここが最初に更新されることが多いです。
  3. 宮殿は宮陵遺跡本部の告知板、国立博物館は「休館日」欄、マートは各社の休業店舗の告知で。
  4. 迷ったら観光通訳案内電話 1330(海外からは +82-2-1330)へ。運営時間は出典によって表記が違い、ソウル市の英語サイトは「24時間」、韓国観光公社の日本語サイトは「7:00〜24:00(韓国時間)」としています(いずれも2026-08-23確認)。日本語対応の可否は、韓国観光公社の公式サイトで確認してください(日本語サイトに1330とライブチャットの案内はありますが、対応言語を明記した文言は確認できませんでした)。

最終確認時点で、2026年の店舗ごとの休業日やイベント日程はまだ発表されていません。

よくある質問

Q. 秋夕当日は食堂が全部閉まりますか?
いいえ。個人経営の食堂は秋夕当日(ときにその前日も)休むことが多い一方、チェーン店、コンビニ、ホテル・モール・駅の中の飲食店はおおむね営業します。配達アプリのデータでは連休の終わりに向けて店が再開し、秋夕翌日に注文が急増しています。特定の店はNAVERマップの店舗ページを見るか、電話で確認してください。

Q. 秋夕の間、ソウルの公共交通は動いていますか?
はい。地下鉄、バス、タクシー、空港鉄道はすべて動きます。日本のお盆のように減便されることはなく、2025年はAREXがソウル駅発の始発をむしろ繰り上げました。2026年も平常運行が見込まれます。混むのは都市交通ではなく、地方へ向かう長距離列車の駅です。

Q. 外国人でも秋夕のKTXの切符は買えますか?
買えますが、連休分の座席は連休の約4〜5週間前に会員限定で前売りされます。2025年の一般向けは9月3〜4日の07:00〜13:00、オンラインのみでした(電話予約は高齢者・障がい者などの枠に限られます)。前売りが始まる前にKORAILの会員登録をしておいてください。未決済の予約やキャンセルは売り場に戻るので、直前までアプリを確認し続けるのがコツです。

Q. 2026年も高速道路の通行料は無料になりますか?
9月になるまで分かりません。2025年は連休の約2週間前の閣議決定で、秋夕前後の4日間が無料になりました。法律ではなく毎年の慣例なので、それを前提に計画を立てないでください。また無料でも秋夕当日の道路がもっとも遅いことに変わりはありません。

Q. 9月25日に医者にかかる必要が出たら?
救急室は連休中も24時間動いています。急ぎでなければ「E-Gen」ポータルとアプリで連休各日に開いている病院と薬局を調べられ、電話なら119・129・120で聞けます。ホテルのフロントに韓国語での検索を手伝ってもらうのも手です。

Q. 日本円はどのくらい持っていけばいいですか? 両替は連休中もできますか?
銀行窓口は9月24〜27日休みなので、窓口両替は出発前か到着直後に済ませるのが無難です。ATMとカード決済、モバイル決済は連休中も動きます。目安は1万円≒87,000ウォン前後(欧州中央銀行参考レート 2026-08-21時点)で、街の両替所やATMでは手数料の分だけ不利になります。詳しくは /guide/money を参照。

出典

執筆・管理:OPDADA · 最終確認 2026-08-23 · 誤りにお気づきの方はお知らせください。本ページは一般的な情報であり、法律・税務・投資に関する助言ではありません。制度・料金・日程は変わるため、実際の判断の前に公式情報をご確認ください。